こんにちは、シンです。
スーパーカブ50 に乗る時に使用しているヘルメット YJ-22Ⅱ ZENITH にBluetooth接続インカムの B+COM PLAY を装着しました。
インカムなら(比較的)安全に音楽を聴くことができる
バイク運転中にイヤホンを装着して音楽等を聴くことに関しては、条例で禁止している自治体はありますが道路交通法では禁止されていません。
ただしイヤホン装着で音楽を聴いていて交通事故を起こした場合、道路交通法第70条の安全運転義務違反が課せられる可能性があります。
違反点数は2点で反則金は原付で¥6,000、その他のバイクは¥7,000になります。
そこで登場するのがインカムです。
インカムは薄型のスピーカーをヘルメットの内側に貼り付けるので、イヤホンのように耳を塞ぐことはなく外の音もちゃんと聴こえるようにしてあります。
要は自動車で音楽を聴くのと同じです。
イヤホンでも外部環境音を取り込むモードにしていれば似たような状況にはできますが、その言い分が通用するかは分かりません。
いずれにせよ大音量で音楽を聴くのは御法度、インカムを使っていたとしても状況によっては違反になる可能性ありますから、BGMとして流れてる程度の音量で楽しむのがいいでしょう。
B+COM PLAY はソロ用モデル
インカムにはマイクも付属しているので、複数人でツーリングするときにそれぞれのインカムを繋いで会話を可能にします。
まあそれが主目的のアイテムです。
B+COM の機能の違いは下図のとおりです。
少人数の仲間と通話したいなら B+COM TALK、恋人や友人ふたりと楽しむなら B+COM ONE、グループで楽しみたいなら B+COM SB6XR、といったところでしょうか。
SHOEI の SHOEI COMLINK 対応ヘルメットを持っているならば B+COM SX1 をインストールしたくなるでしょうね。
私が購入したのはソロ用モデルの B+COM PLAY、仲間との通話を排除した機種です。
スーパーカブ50 は二人乗り禁止、そして一緒にツーリングをするような人はいません。
私が欲しい機能はスマホに無線接続して音楽やナビアプリの音声を聴けるようにする事です。
高音質B+COM SOUND SYSTEM は欲しかったけど、そのためにプラス2万円はねぇ。
YJ-22Ⅱ ZENITH に取り付け
では YJ-22Ⅱ ZENITH に B+COM PLAY を取り付けます。
と言ってもヘルメットの外側にB+COM PLAY の本体を、ヘルメットとイヤーパッドの間にスピーカーを貼り付ければ完成です。
コード類はヘルメットのインナーの下に潜らせるので外観上ほとんどコードは見えません。
ジェット型ヘルメットだとマイクがいい場所につけられないのが難点です。
別売りのパーツで口元に設置できるのもありますが、それだと着脱時に邪魔になりそうに感じたので買うのはやめました。
とりあえず試しでカミさんのケータイにかけましたが、会話はでき他ので良しとします。
実際に走行して使用してみた感想
では実際に走行中に使ってみましょう。
接続
iPhone 16 Pro と Bluetooth でペアリングしておけば、次から B+COM PLAY の電源ONで自動で接続されます。
5回ほど通勤で使いましたが接続不良を起こしたことはありません。
操作性
操作はボタン3つしかないのでシンプルです。
Siri を起動させて音声でも操作できるので便利です。
ただヘルメットの中だと音声がこもり、ただでさえ吃っている私の声を判別するのは大変そうです。
音質
走行していない状態で音楽を聴くと、ほぼ閉鎖空間のヘルメットが快適なリスニング環境となります。
そして B+COM PLAY アプリでイコライザー設定をオフ、バランス、低音ブーストから選ぶことができます。
走行中に使用するとエンジン音、風切り音で聴きづらくはなりますが、それでもちゃんと聴こえますし、周囲の音も聞くことができます。
エンジン音 (50ccのね) に合わせて聞こえる音楽がまたいい感じです。
低音ブーストにすると迫力ある音になりそうですが、実際はかき消されて聞きにくく感じました。
一番よく聴こえたのはバランスでした。
でも音量を大きくすると高音がシャリシャリ鳴るので、やはり音量はやや控えめくらいが快適だと思います。
この辺り上位モデルに搭載されているB+COM SOUND SYSTEM そして別売りスピーカーEXP01にしたらさらに高音質となるんでしょうね。
通話
試しにカミさんにも電話。
B+COM PLAY の中央のボタンを2回押してSiri を起動、「カミさんに電話」と言って通話することができました。
スマホの通話音設定が低いのか聴こえづらく、そして聞き取り辛かったようです。
できなくはありませんが、通話するなら停車して行った方が良さそうでした。
バッテリーの持ち
1日通勤往復で約1時間、5日で合計5〜6時間くらい使いました。
電源ON-OFFの時にバッテリー残量がアナウンスされるのですが、5日目の開始時で「バッテリー残量80%以上」、終了時で「バッテリー残量50%以上」と言っていました。
カタログ値書かれている最大約12時間は信じてよい値だと思います。
これでツーリングの楽しみが増えました。
ツーリングに合わせたプレイリストを作成しなくちゃ。
つられて速度超過しないようのんびりしたやつを選曲しないといけません。
それでは皆さん、Have a nice day !