こんにちは、シンです。
今回は春埜山大光寺から大日山金剛院までになります。
大光寺から金剛院へ
次は金剛院へ向かうのですが、大光寺から金剛院は直線距離では3km程度しかありません。
しかし車両が通れそうな道は繋がっていないので来た道へ戻って大日山へ向かう (西回り) か、林道春埜山線をそのまま東へ向かって回るか (東回り)、の二択となります。
西回りは35kmほど、東回りは25kmほどです。
間違いなく左回りが有力な選択肢ですが、林道春埜山線に入る時に見た「全面通行止め※大光寺までは通行可」の表示。
とりあえず行ってみて、本当に通れなければ東回りは諦めるしかありません。
通行止めもこの日は通れた
大光寺までは通行可、の文言を信じれば法面崩壊で通行できない箇所は大光寺からそれほど離れていないと考えられます。
その通り崩落箇所は大光寺から近い場所にありました。
しかし、この手前に注意書きが表示されていました。
それがコレ。
ということで無事通ることができました。
しかし右側は舗装されておらず、今度は右側が崩落するかもしれません。
直近の天候によっても状況は変わるでしょうから、この日は通れた、というだけの情報提供となります。
大光寺より東側の林道春埜山線も落石は多く、踏んで滑って転倒をしないようスピードは控えて石を踏まないよう注意深く走行しました。
七曲スカイパークからの絶景
林道春埜山線を無事通過し、次は林道家山線。
林道が続きます。
しばらく走ると七曲スカイパークという絶景ポイントに着きます。
ここは大井川が曲くねった (七曲がり) 場所を俯瞰して見ることができ、スカイダイビングのポイントとなっています。
この日は強風のため誰も飛んでいませんでしたが。
天竜川あたりを走っていたのに山を越えたら大井川、向こうは駿河国です。
空気が澄んでいれば富士山もバッチリ見えるとのこと。
この日も見えましたが霞んでいてかろうじて見えた程度でした。
七曲スカイパークを過ぎると長い下りが続き、「あれ?道間違えた?」と不安になりました。
分岐ポイントはちょっと複雑でした。
名も無き道を塩本集落まで下り、県道63号へ。
こちらも通行止め情報が表示されていましたが、この日は規制なしで無事通れました。
大日山金剛院
大光寺から1時間10分、金剛院の参道へ到着しました。
ここからしばらく進みます。
金剛院は山号を大日山と言い、宗派は真言宗です。
前回の春埜山大光寺と同じく、開創は養老2年 (718年) に行基が大日如来尊像を安置したことと伝わっています。
山門
参道を進むと本道と離れた場所に山門が現れます。
金剛院は1907年 (明治40年) の火災で焼失してしまいましたが、この山門だけは免れ1837年 (天保2年) 築造の姿を保っています。


本堂
火災で焼失したのち、本堂は1923年 (大正12年) に再建されました。
八角堂
本堂の隣に八角堂が建っています。
こちらで祀られている神様仏様はどなたなんでしょう。
繁昌坊大権現
今回の私の関心事は天狗さん。
繁昌坊大権現は八角堂の裏手の階段を登った先にいます。
ここから本堂、客殿を眺めるとこんな感じでした。
こんな山深いところに立派なお寺があるもんです。
今度は大日山登山を目的にして来ようと思います。
お次は太田川に沿って下った先にある雲林寺。
続きます。
それでは皆さん、Have a nice day !